株式会社エス・エム・エスキャリア 医療・介護の人材支援キャリア採用

株式会社エス・エム・エスキャリア 医療・介護の人材支援キャリア採用

突撃インタビュー企画第一弾
社員⇒社長にインタビュー。

当社、そして当社社員一人ひとりが何のために存在するのか。意味ある仕事とは何か。

エス・エム・エスキャリアには、さまざまな部署の有志社員が集まって本業以外の活動をする「プロジェクト制度」というものがあります。さまざまプロジェクトがある中で、2019年度に採用関連のプロジェクトが立ち上がり、現在8名のプロジェクトメンバーが採用推進のために活動しています。今回の企画は、その活動の中で、彼らが疑問を持ったことや、社員から聞いた声を吸い上げて、有識者(!?)に突撃インタビューをする企画です。今回は、当社の社長である長井へのインタビューをお送りします。長井が考える当社の存在意義や介在価値とはどのようなものなのか。インタビュアーはカイゴジョブエージェントの市川、栄養士人材バンクの脇坂が務めます。ぜひご覧ください。

エス・エム・エスキャリアがこの社会に存在する意義は

脇坂:すごくざっくりとした質問なのですが、長井さんの目から見て、当社はこの社会にとってどんな会社でしょうか。

長井:私は2018年4月に入社しました。それからちょっと時間が経って、一定理解度が高まってきているところなのですが、エス・エム・エスキャリアという個社の話をする前に「そもそも企業とは何か」という話からしようと思うのですが、よろしいでしょうか。

脇坂:もちろん大丈夫です。

長井:松下幸之助さんが「企業とは社会の公器だ」とおっしゃったことはあまりにも有名ですが、私なりにその意味を考えてみて、なんとなくこういうことなのかな、というのが分かってきました。言ってしまうと当たり前のことなのですが、企業が社会に生を受けて存在し続けることができるのは、お客様に選ばれ続けているからなんですよね。選ばれなければ世の中に存在してはいけなくて、だから選ばれない企業は売上も確保できず、無くなっていく。じゃあ、なぜ選ばれ続けるのか。これも当たり前の話ですが、お客様の不便を解消したり、痛みを取り除いたり、何かを良くしたり、つまりお客様にとって意味あることをやっているから選ばれる。そうやってたくさんのお客様に選ばれた結果、存在し続け、成長し続けていけるわけです。

市川:確かに当たり前のことですが、選ばれ続けるって難しいことでもありますよね。

長井:そうですね。だから存続できない企業も数多く生まれるわけです。これを当社に当てはめて考えたら、どう解釈できるでしょうか。当社の企業理念には「従事者不足を解消する」「質の高い日本の医療介護サービスの継続提供に貢献する」という言葉が出てきますが、皆さんも持っている「クレドブック※」にその解釈が書いてあります。私はそれを入社前にも、入社した時にも見ていますが、時間を経て今見てみると、とても良く考えられて書かれているな、と感じます。

脇坂:恥ずかしながらそんなにじっくりは読み解いたことが無いかもしれないです…。

長井:普段の業務ではあまり意識しないかもしれませんが、私たちの直接のお客様がサービスを提供する先は、高齢者の方々が中心です。その高齢者の方々の割合が増えていく日本で、それを支える医療介護の従事者を同じペースで増やすことはやはり難しいでしょう。高齢者の数と従事者の数のギャップが大きくなっていく中では、今の医療介護サービスの質を維持することすら難しくなっていく可能性が高いとも言えます。つまり「今の質を向上していこう=ゼロをプラスにしていこう」という視点だけではなく、このまま放っておくとゼロがマイナスになっていってしまうという事も考える必要があります。そうすると「質の高い日本の医療介護サービスの継続提供に貢献する」というのは、そんなに簡単なことではない。そう思った時に、少なくとも私は「当社が何のために存在するのか=私たちが何のために働くのか」というマインドセットができました。

脇坂:「質の高い日本の医療介護サービスの継続提供に貢献する」を丁寧に読み解くと、そういう解釈になるわけですね。

長井:さらに難しいことに、一口に「従事者の数を増やす」と言っても、職種によって当社のアプローチの仕方も異なります。従事者不足を解消しようと思ったら、まず最初に思うのは、従事者のなり手の絶対数を増やすこと、次に業界の外に出ていく人たちを減らすこと、あとは従事者の方々の生産性を上げること、この3つくらいです。例えば看護師や栄養士の従事者のなり手を増やそうと思っても、私たちは、看護師や栄養士の国家資格を発行することはできませんよね。でも、潜在化してしまっている有資格者を医療介護の労働市場に戻すお手伝いはできるかもしれない。例えば介護の場合だと、無資格者でもできる仕事の領域があったりしますが、そうなると他の業種からの参入を促進できるかもしれない。同じ従事者不足の解消でも、少し目を細めてみるとだいぶ景色が違います。限りあるパイの中でどういう風にすれば全体の需給のギャップが減るのか。それは誰もかれもが考えられる領域ではないので、難易度が高いテーマだと思うと同時に、だからこそ私たちの仕事の意味があるなとも思うのです。

市川:なるほど。聞いているだけで難易度が高いな、と思ってしまいます。

長井:提示しているチャレンジテーマが「世の中の構造を何とかする」というような壮大な話なので、もしかしたらそこに自分の仕事の意義を見出す、と言われてもピンと来ない人もいらっしゃるかもしれませんね。でも、例えばキャリアパートナー(当社キャリアアドバイザーの呼称)だったら、目の前にいるお客様をご支援できた、という結果の積み重ねが、従事者不足解消の一歩になっているわけです。

自分の仕事に意味を見出せるから、もっとがんばるエネルギーが生まれる

脇坂:私はキャリアパートナーをしていて、すごく良い仕事だなと感じることができています。ただ、正直それを感じ切れていない社員もいると思うんです。それに対してはどう思われますか?

長井:「意味ある仕事をしている」と感じられることは、自己肯定感を高め、前に進むエネルギーの一つになると思いますが、残念ながらそれを感じられていないのかもしれませんね。私もそこには課題感を持っています。キャリアパートナーの仕事の意味は、自分が関わったA様とB様は楽しく働いているとか、A様とB様が入ったことでC事業所は生まれ変わったとか、そういうものの積み重ねだと思います。つまり意味ある仕事と感じるためには、がんばって結果を出していくしかないわけです。ただ、それを感じられるようなしくみをもう少し会社として整えていくべきかなとも思っています。

市川:何か取り組もうとされていることはあるのですか?

長井:どうやったら良いだろうと考えている段階ですが、お客様が私たちの活動をどのように評価してくださっているのか、もう少し定性、定量でフィードバックをいただけるような、「感謝の連鎖」を創り出せるようなしくみができないかなと考えています。

市川:「感謝の連鎖」ですか…?

長井:そうです。ベタな話かもしれませんが、やっぱりお客様から「ありがとう」「助かったよ」「彼は、彼女はすごくがんばっているね」と言われることで報われたり、やってて良かった、と思えるところはあると思うんですよ。

脇坂:それはその通りです。

長井:あと、キャリアパートナーの仕事の商売上のゴールはマッチング(求職者の入職が決まること)ですが、本当に皆さんが知りたいことは、マッチングした方がその後うまく働けているかですよね?うまく行かなかった時は、事業所の方からご意見をいただいたり、定量的にも、残念ながら「返金」という形で分かるわけなのですが、うまく行っているケースは、お客様の方からご連絡をいただかない限り分からない。それを可視化できるようなしくみを考えたいと思っています。

脇坂:なるほど。お客様から評価していただける仕事をしていくにあたり、長井さんが今、足りないと感じていらっしゃることはどんなことですか?

長井:「足りている」という感覚には永遠にならないと思いますが、やはり医療介護の業界や市場の理解はもっとしていかないといけないなと考えています。それは、「看護師の方が1ヵ月どんな風に働いています」等のレベルの話ではなく、市場構造とでも言うのか、そういった類の理解の話です。例えば、脇坂さんがいるので栄養士の話をすると、管理栄養士と栄養士では働く場所に違いがあるということは知っています。でも、どうして栄養指導の仕事の求人は出にくいんだろう。栄養士が働く場所は、今後どこが増えてどこが減っていくんだろう。それを私たちはどの程度知っているでしょうか。私たちは、「こういう場所で働きたい」というお話を従事者の方からいただいたとして、もしそれが叶わない場所であったとしたら、プロフェッショナルとして、今とこれからの市場の動きを踏まえた上で、働き方の選択肢とそこで働く意味を伝え、本当の意味でお客様をガイドできる存在でなければならない。従事者の方々は、私たちに話相手になってもらいたくて登録してくださってるわけではなく、「私に合う職場はあるか」「私に何ができるか」「私は世の中水準と比較してどうなのか」などということを教えて欲しい、背中を押して欲しい。事業者の方も同様です。最初の話に戻りますが、私たちはお客様の一歩先を行かなければ選ばれない、存在し続けられないと思います。

「情熱、誠実、プロフェッショナル」この言葉に集約されるあるべき人材像

市川:プロフェッショナルである社員一人ひとりにどうあって欲しい、どのような心持ちで仕事をしてほしい、といった想いはありますか?

長井:エス・エム・エスグループの人材理念に「情熱、誠実、プロフェッショナル」という言葉があります。また、エス・エム・エスキャリアの倫理憲章に「正しいことを正しく行う」という言葉がありますよね。皆さん個々人にどうあって欲しいかは、この4つの言葉に集約されているなと思っています。キャリアパートナーは特に「誠実」というキーワードが非常に大事な仕事だと思います。もちろん、どの職業でも誠実さは大事なのですが、自分の仕事が晒されている職業もあれば、晒されていない職業もあって、キャリアパートナーは圧倒的に後者です。キャリアパートナーはお客様と一対一で対話をしていて、その会話すべてを誰かが聞いているわけではないですからね。だからこそ、自分の倫理観や良心を非常に高いレベルでコントロールしておかないといけない仕事です。また、キャリアパートナーの仕事は、私たちと出会った後、お客様がより良い人生を生きる、その可能性を1%でも高めるために存在する仕事です。そう考えると、不誠実な判断やアドバイスは、決してしてはいけないこと。だから誠実であらねばならないのです。「お客様の人生をもっと良くする手伝いをしよう」「昨日よりも今日、今日より明日を良くしよう」と思える情熱を前提に、誠実にお客様に対峙することでプロフェッショナルとしての仕事が成立する。そんな風に考えていますし、すべての社員にそうあって欲しいと思っています。

脇坂・市川ありがとうございました!

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